ここではキャノンのプリンター対応の互換インクのうち、売れ筋のインクカートリッジの型番と対応機種やインク価格を紹介しています。
今やプリンターの2大メーカーと言っても間違いではないキャノンとエプソン。年間のプリンター売上げランキングでは、上位10機種の大半をこの2社が独占している状態です。とくに2013年後半からのキャノンの進展は目覚ましく、それまでトップを独占していたエプソンと王者の座をかけてせめぎ合いを演じるまでになっています。互換インクの販売店でもキャノンのプリンターインクに重点を置いているところは多く、比較的どこの店でもインクが入手できるメリットもあります。
対応プリンター | PIXUS MG5330/PIXUS MG5230/PIXUS MG5130/PIXUS MX883/PIXUS iP4930/PIXUS iP4830/PIXUS iX6530/MG6230/MG6230WH | |
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互換インク価格 | (純正品価格) | |
各色単品 | 370円 | (1,080円) |
5色セット | 2,580円 | (5,030円) |
5色セット×10 | 11,400円 | - |
対応プリンター | PIXUS MP990/PIXUS MP980/PIXUS MP640/PIXUS MP630/PIXUS MP620/PIXUS MP560/PIXUS MP550/PIXUS MP540/PIXUS MX870 /PIXUSMP-870 /PIXUS MX860/PIXUS iP4700/PIXUS iP4600/PIXUS iP3600 | |
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互換インク価格 | (純正品価格) | |
各色単品 | 370円 | (1,080円) |
5色セット | 1,480円 | (4,320円) |
5色セット×10 | 12,200円 | - |
対応プリンター | PIXUS MP970/ PIXUS MP960/ PIXUS MP950/ PIXUS MP900/ PIXUS MP830/ PIXUS MP810/ PIXUS MP800/ PIXUS MP790/ PIXUS MP770/ PIXUS MP610/ PIXUS MP600/ PIXUS MP500/ PIXUS MX850/ PIXUS iP9910/ PIXUS iP8600/ PIXUS iP8100/ PIXUS iP7500/ PIXUS iP7100/ PIXUS iP6700D/ PIXUS iP6600D/ PIXUS iP6100D/ PIXUS iP5200R/ PIXUS iP4500/ PIXUS iP4300/ PIXUS iP4200/ PIXUS iP4100/ PIXUS iP4100R/ PIXUS Pro9000 Mark II/ PIXUS Pro9000 | |
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互換インク価格 | (純正品価格) | |
各色単品 | 390円 | (1,183円) |
5色セット | 1,728円 | (5,122円) |
5色セット×10 | 14,900円 | - |
対応プリンター | PIXUSMP730/ PIXUSMP700/ PIXUSMP55/ PIXUS6500i/ PIXUS6100i/PIXUS850i/ PIXUS550i/ BJF6600/ BJS6300/ BJF6100/ BJF6000/ BJS700/ BJF660/ BJF660V/ BJS630/ BJF620/ BJF610/ BJF600/ BJS600/ BJ535PD/ BJS530/ BJS500/ BJF360/ BJF300 | |
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互換インク価格 | (純正品価格) | |
各色単品 | 370円 | (1,029円) |
4色セット | 926円 | (3,600円) |
4色セット×10 | 6,686円 | - |
対応プリンター | PIXUS MG7130/ PIXUS MG6330/ PIXUS MG5530/ PIXUS MG5430/ PIXUS MX923/ PIXUS iP7230 | |
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互換インク価格 | (純正品価格) | |
各色単品 | 428円 | (854円) |
5色セット | 1,480円 | (4,094円) |
5色セット×10 | 12,900円 | - |
※互換インク価格は主に激安通販サイト「こまもの本舗」の販売価格を参考にした目安価格です。
※2017年5月時点の8%税込み価格を掲載しています。
純正インクと互換性インクでは、どちらを選べばよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、それぞれのインクを選択するメリット・デメリットを紹介します。
キャノンの純正インクのもっとも大きいメリットは、品質が安定しているため安心して使用できるという点です。
自社工場で作っているので、品質が整っています。また、自社のプリンターに合わせたプリントを考えられているので、美しく発色の良い印刷が見込めます。
もし純正インクのインクを使用してトラブルが発生した場合、プリンターの保証期間であれば無償で修理してくれるという点も純正インクのメリットです。
互換性のインクを使用して故障などのトラブルが発生したときにはメーカー保証の対象外となってしまうので、修理費に多額の費用がかかってしまう恐れもあります。安心を選ぶなら、純正がいいでしょう。
純正インクのデメリットは、やはり価格が高いという点です。
印刷する量や場所によってはプリントを依頼するか、コンビニなどのプリンターを利用したほうが安価に済ませられる場合もあります。
なかにはせっかく自宅にプリンターがあるのに、インクの消耗を考えると気軽にプリントできないという人も多いようです。
また故障理由によりますが、純正インクを使用していてプリンターが故障してしまった場合、利用者側に過失があれば保証期間内でも保証対象外となってしまうことがあり、これもデメリットといえるでしょう。
互換性インクのメリットは、何と言っても価格が安いという点です。
これまで純正インクしか使っていなかったという人には、互換性インクの価格は信じられないかもしれません。
価格が安いだけでなく、製品によってはカートリッジの構造から純正インクよりインクの量が多いものもあります。
問題なく使用できれば純正インクと変わらない仕上がりのインクもあるので、これまでトラブルを起こしたことがないのであれば、純正インクよりも使い勝手がよいものでしょう。
互換性インクのデメリットは、インク漏れなどのトラブルが多いという点です。
人によっては互換性インクを使用したために買ったばかりのプリンターが故障、修理もできず再度新しいプリンターを購入せざるを得なくなってしまったという例もあるようです。
また互換性インクは複数のメーカーが製造しており、対象の規格であっても品質に差があることがデメリットといえるでしょう。
たとえば、「ある互換性インクは問題なく使用できていたのに、たまたま安売りしていた別のメーカーの互換性インクを購入したら、インク漏れがひどかった」など、純正インクを使用するより格段にリスクは高いはずです。
コストを重視するならもちろん互換性インクがおすすめですが、購入する際は安すぎるものは選ばないよう注意してみてください。あまりにも安価なものはインク漏れを始めとするトラブルが起こる確率が高いようです。
互換性インクのなかでは割高になりますが、品質保証をつけているメーカーもあります。
日常的に大量の印刷をするというわけではなく、品質や安心を重視したい人、また機械に慣れておらずプリンター操作に自信がないという人も、故障したときのことを考えて純正インクを選択することをおすすめします。
※価格は、2021年10月の情報です。
(※1 公式HPに税表記はありませんでした)