プリンターに互換インクを設置しても、画面に「インクカートリッジが認識できません」という表示が出たことはありませんか。どうしてこういうことが起こるのかというと、カートリッジについているICチップが原因になっている可能性があります。
ICチップは、プリンターにインクの残量をチェックするために情報を伝えるように、メーカーが取り付けたものです。互換インクが認識できないのは、ICチップの接触の問題が考えられます。認識しない場合は、再びセットし直してICチップの接触を確かめます。
また、ICチップが汚れている場合もあるので、綿棒などで拭きます。プリンターの電源を入れ直すのも改善策になります。互換インクによっては、ICチップの付け替えが必要になるものもあるので、設置するときは使用方法を確かめましょう。
解決策は前述の通り、ICチップの接触に問題があることも考えられ、互換インクの再セットやプリンターの電源の入れ直しなどで改善できます。
具体的に説明しますと、(※この方法はすべてのメーカーのプリンターでできるので、もしトラブルが発生したら実施してみましょう。)認識されないと表示されたら、まずは全てのインクを取り外します。プリンターの電源をオフにして、コンセントも抜きます。
5~10分後に電源を入れ、最初に黒の互換インクを入れます。そして残りのインクを全て入れます。この方法で、プリンターの認識機能がリセットされ、ICチップの情報がプリンターに読み込まれるようになり、インクが認識されるようになります。
互換インクを認識させる方法は、プリンターをセットし直すことで解決できます。インクの場合、純正品なら認識されやすいのですが、互換インクのメーカーも、認識のトラブルを防ぐために努力し、各メーカーのあらゆるプリンターに対応できるようにしています。
互換インクは様々なところで販売されています。各メーカーのICチップに対応できる互換インクが多く販売されており、希望小売価格より安い価格で販売しているところもあります。旧型の機種から、最新の機器にも対応できるように、互換インクの種類を多数取り揃えています。
互換インクの商品に関しては、純正品のように全色そろえたセットで販売されているものもあれば、よく使用される黒のインクのみを複数本セットで販売されているものもあります。まとめ買いをすることで、購入時のコストが抑えられることがあります。互換インクの商品の中には、全機種ICチップ付きでインク残量表示にも対応しているものもあるので、安心して購入できます。
※価格は、2021年10月の情報です。
(※1 公式HPに税表記はありませんでした)